IoT住宅「ROBOT HOUSE ~十日市場~」⑦中間検査の様子を紹介

ロボットハウス

こんにちは!マネーオンライン編集部のあすかです。
前回は、上棟の様子を紹介しました。

今回は、中間検査の見るべきポイントを紹介していきます!

中間検査

前回ご紹介した上棟が完了したら、次は中間検査です!

中間検査とは、建物の構造部分が壁に隠れて見えなくなる前に、建築基準法の規定をクリアしているかの検査を指します。
柱や梁、筋交いなどの住宅の骨組みとなる建物の耐久性・耐震性に関わる本当に大事な部分の検査なんですよ!

しかし、中間検査は全ての建物で行うものではないんです。
各自治体ごとに構造や階数、規模に応じて中間検査を実施するかが決められています。

東京都の場合は構造に関わらず、3階建以上のものは全て中間検査が必要となります。
本物件のある横浜市の場合は、階数を問わずほとんどの建物で中間検査が必要となります。

中間検査のおおまかな検査項目は、

  1. 土台・・・土台継手、接合状態、防腐措置
  2. 柱・・・通し柱の位置と垂直度、土台との接合、梁や桁等の横架材との接合 欠込み部の補強、防腐措置
  3. 梁(はり)・・・構造耐力上支障のある欠込み、接合状態
  4. 筋交い・・・接合方法
  5. 金物・・・土台・柱・梁の金物の状態、筋交いの金物の取り付け、両端柱の金物による固定

専門用語ばかりで分からないですよね…。
それでは、これらの中で特に重要な「柱、梁、筋交い、金物」の見るポイントを紹介していきます!

柱、梁(はり)

まずは、使用されている柱や梁、桁などが設計図の通りの材料、寸法、位置であるかを確認します。
そして、柱や土台、梁のような骨組みに配管や配線などを通すための大きな穴や材料の一部分を欠いて取ってしまう「欠き込み」がないかを確認します。
構造に関わる部分に欠き込みがあると、本来の強度を発揮できなくなってしまうため、もしあったら補強や新しい材料に変える必要があります!

筋交い

続いては、耐震に欠かせない筋交いを見ていきましょう!
筋交いとは、厚さ1.5cm~9cm、幅9cm程の柱と柱の間に斜めに取り付ける補強材の事です。

筋交い取り付けることにより、暴風や地震などの横方向から受ける力に対する強度を高め、骨組が変形するのを防ぎ、建物が崩れるのを防ぎます。

筋交いの作用は、左下の図のように左から地震などの力が加わると以下のように作用します。

  • 左上から右下へ斜めに配されている筋交いは、押されて圧縮力が生じます。
    これを「圧縮筋交い」と言います。
  • 右上から左下へ斜めに立てられている筋交いは、引っ張られて引張力がかかります。
    これを「引張筋交い」と言います。

今度は逆に、右下の図のように右から力が加わると、右上から左下へ斜めに立てられている筋交いは「圧縮筋交い」、左上から右下へ斜めに立てられている筋交いは「引張筋交い」となります。

地震などで左右に揺れた際に筋交いが圧縮力・引張力と、それぞれの抵抗力を持つため耐震対策に欠かせないものなんです。
また、建物の強度が弱まらないように、ここに使用される材料は絶対に断面欠損しているものは使用できません!

しかし、まだ筋交いを入れるだけでは安心できません。柱と柱の間に「間柱」を配して完成です!
「間柱」は、筋交いの座屈(部材に圧縮力を加えるとたわみ、材料強度より遥かに低い値で耐力低下すること)を防ぐ効果があり、筋交いが折れたりするリスクを減らしてくれます。

また、建築基準法の規定でそれぞれの物件によって使用される木材の寸法が変わったり、筋交いの端を必ず金物で固定することが義務付けられています。

金物

筋交いの確認が完了したら、次は金物を確認します。

土台や梁などとの接合部の金物が適切なものか、適切な位置に取り付けられているか、また金物に隙間がある、緩んでいるのは厳禁なので、しっかり奥まで留まっているかも確認します。
地震などで揺れたときに、柱を引き抜こうとする力(引抜力)に対して部材が抜けないようにするため、とても重要な役割をするので細かいところまでチェックが必要です!

参考:ソニテック、REGARO、東建設

上記3つが特に重要な金物です。

  • 羽子板ボルト:梁と桁などの地面と水平な部材が、大きな揺れで抜けないようにボルトで引き寄せてナットで締め付ける金物です。棟上げの日に取り付けられます。
  • ホールダウン金物:地震などの際に、柱が基礎や土台、梁から抜けないように取り付ける金物です。
  • 筋交いプレート:地震などの際に、引張力で筋交いが引き抜かれないように固定する金物です。

ホールダウン金物については、阪神淡路大震災が起こった当時、2階建て住宅には取り付ける義務がなかったため付けていない多くの住宅が全壊や半壊と被害が出ました。
しかし、その当時から義務付けのあった3階建て住宅では、この金物が取り付けられていたため、ほとんど倒壊被害がなかったそうです。
それくらい金物1つで耐震性が変わってきます。

この3つ以外に金物は、接合部に使用するものとネジや釘を含め、27種類程もあるんです!
種類が多く、何がどこに使われるか素人には分からないですよね…。

その場合、検査機関の検査項目をクリアしているかを確認すれば大丈夫です!

中間検査合格証が交付されました!

こちらの物件は、瑕疵担保のJIOと、役所に代わる検査機関としてUDIの検査にもちろん合格しています!

これらの重要な内部は、厳しい中間検査を合格しないと次の工程に進めないので、検査をクリアしているのが確認できると安心できますよね。

次回は、完了検査の様子や入居状況を紹介していきます!
お楽しみに。



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