サイトマップ お問合せ

介護

「ロコモ」ロコモティブシンドローム(運動器症候群)ってなに?

2019.04.26

近年注目されている用語「ロコモ」。
「運動器症候群(ロコモティブシンドローム)」の略で、骨・関節・筋肉等の「運動器」と呼ばれる身体運動をつかさどる体のパーツの衰えにより、「立つ」「歩く」といった移動機能が低下している状態のことです。

参考資料:日本整形外科学会公式ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト

運動器症候群(ロコモティブシンドローム)は、将来「要介護」状態になってしまう危険性が高く、メタボ(メタボリックシンドローム)と同様に事前に予防することが推奨されています。

運動器症候群(ロコモティブシンドローム)になる原因と改善策は?

 

運動習慣のない生活

まず、大きな原因として加齢と運動不足があります。
年を重ねるにつれて筋力の低下が著しくなり、下肢の筋力が衰えていきます。下肢の筋力は「立つ」「歩く」「座る」などの日常生活の動作で重要な役割を担っており、筋力の低下により日常生活の動作に支障が出て要支援・要介護の状態になってしまいます。
尚、高齢になってからの過度な運動も故障の原因となります。運動で膝を痛めてしまい、歩けなくなり筋力が落ちてリハビリができず、車いすでの生活を余儀なくされるケースもあります。
日ごろから意識して、程よい運動を行い筋力を維持していきましょう。

 

 

 

肥満、やせ過ぎ

運動器は普段からある程度負荷をかけることで維持されていますが、肥満による過度な下肢への負荷は怪我・故障の原因となります。
逆にやせ過ぎても筋肉や骨が弱って維持ができず筋力等が低下していきます。
太り過ぎずやせ過ぎず、健康な体づくりを心がけましょう。

 

 

 

病気

骨・関節・筋肉の病気による運動器の機能低下により、ロコモに陥る場合もあります。三大原因病として下記の3つの病気が挙げられます。

骨粗鬆症

骨の代謝バランスが崩れ、骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨がもろくなった状態のこと。
骨の代謝バランスが崩れ、もろくなった状態のことです。
骨は骨芽細胞によって骨形成されると同時に破骨細胞によって骨吸収され、常に新しく作り直されるという新陳代謝(リモデリング)を繰り返しています。通常は骨吸収と新たな骨形成のバランスが保たれていますが、これが崩れて骨吸収が上回った状態が続くと骨量が減少してしまいます。その結果骨がもろくなり、容易に骨折するような状態になるのが、骨粗鬆症です。
原因としては、骨を形成するカルシウムやマグネシウムの不足や、カルシウムの吸収に必要なビタミンDなどのビタミンがバランスよくとれていないことが挙げられます。また適度な運動によって骨に一定以上の負荷をかけないと骨形成におけるカルシウムの利用効率が悪くなるため、運動不足も骨粗鬆症の要因となります。
一般に高齢女性の発症リスクが高くなっていますが、それは閉経後、骨芽細胞を活発にする女性ホルモンである「エストロゲン」が激減するためです。大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンに似た働きをしてエストロゲンの減少を補うため、骨粗鬆症の予防・改善に効果があると考えられています。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット「骨粗鬆症」

変形性関節症

関節周囲の疼痛、腫脹、引っ掛かり感、違和感などがあります。
関節症では機械的刺激などにより軟骨の変性・磨耗を生じ、また関節周囲を取り囲む滑膜の炎症が併発して変性が加速します。同時に関節周囲の骨軟骨形成などの増殖性変化を伴うこともあります。
それらの変化により血管増生や神経線維の増生をともなう関節包の線維化が起こり痛みが感じやすくなります。

出典:公益社団法人日本整形外科学会「変形性関節症」

変形性脊椎症

加齢により生じるもので、軽症なものは無症状のことも多く、病的とはいえないこともあります。
椎間板と後方の左右一対の椎間関節により脊柱の動きが可能になっていますが、これらが退行変性した状態を言います。椎間板が変性するとその異常な動きを止めるように骨棘(ほねのとげ)が形成されます。
無症状のことも多いのですが、変形が進んで高度になると、慢性の疼痛や可動域制限が生じ、まれに神経根症状を生じます。
また、脊柱管が狭窄化し脊柱管狭窄症となって症状を発現します。

出典:公益社団法人日本整形外科学会「変形性脊椎症」

 

ロコモティブシンドロームをセルフチェック!

自分がロコモかどうかを判断する指標としては、下記の項目が一つでも当てはまる人はロコモの可能性があるので注意が必要です。

・家の中でつまずいたり、滑ったりする

・階段を上るのに手すりが必要

・片脚立ちで靴下がはけない

・掃除機を使ったり、布団を上げ下ろしするなど、やや重い家事をするのが難しい

・横断歩道を青信号の時間で渡りきれない

・15分間続けて歩くと激しく疲れてしまう

・2kg(1リットルの牛乳パック2個)程度の買い物袋を歩いて持って帰るのが難しい

 

いかがでしょうか。

既にロコモの症状がみられる方は、医師に相談しながら生活の改善をしていきましょう。
ロコモティブシンドロームの心配はは高齢者だけではありません。近年、若者がロコモ予備軍として問題視されています。
若い時から生活習慣に気を遣って、老後の健康な生活を維持できるようにしていきましょう。

また、要支援・要介護になってしまった万が一に備えて、生活資金の準備も怠らないよう気をつけましょう。
動けるうちに準備をしっかりしておくことも老後の生活を充実させる秘訣です。

もし、費用面での準備が整わない場合は「リバースモーゲージ」を利用して資金の調達も可能です。
資金のご用意にお困りの際は、おかねの窓口相談センターで相談も承っております。
お気軽に下記へご相談ください。

おかねの窓口相談センター

0120-416-538

平日9:00~18:00

WEBからのご相談お申込み >