【企業インタビュー】インテリックスが考える令和時代の「住まい」と「お金」

特集・コラム

お客様によりそった中古マンションのリノベーション事業を展開する株式会社インテリックス(以下、インテリックス社)。
令和時代に突入した日本の不動産市場や不動産の活用方法について、執行役員兼リースバック事業部長の能城氏にインタビューしました。

2020年以降の不動産市場の動向

御社では中古マンションのリノベーション事業を展開されていますが、2020年以降日本の不動産市場はどのように動いていくのでしょうか。

能城氏 明確に2020年以降の不動産市場の動向を予測するのは難しいですが、2019年11月頃から通常の取引は少し慎重になっている傾向を感じています。
居住用・投資用含めて思いっきりアクセルを踏んでいこうというタイミングではないかなと考えております。

2020年のオリンピック以降で考えると、外的なアクシデント等の環境要因で大きく変わることがなければ、緩やかに現在の状況が続いていくと思います。

なるほど。
2020年以降も大きな上下はなく現状を維持しつつ推移していくと。

能城氏 ただし、現在市場が混沌としている状況であるということ、とはいえ富裕層の方が投資をして資金を増やしていかなければならないと考えている方がいらっしゃると思うんですが、海外の不動産購入での減価償却に関して税制の改正が入ろうとしているので、投資のマーケットが変わってくるのかなと予想しております。

海外不動産に向いていた投資が国内不動産の償却資産に向かっていけば、国内の市場も上がっていく可能性もあるのではないかと考えています。

令和2年度の税制改正大綱の中でも取り上げられていましたね。
今後の投資家の動向が気になるところです。

能城氏 はい。
不動産に投資しようという投資家の熱がが冷めてしまって投資のマーケットが萎んでしまうと、復活するまでに時間がかかります。
ただ、弊社の主軸となるリノベーション事業はエンドユーザー様のターゲットが少し異なりますので、そこまで大きなブレはないと思います。

令和時代の「住まい」と「お金」

増税等の影響や老後2000万円不足問題など、生活資金への不安が高まる中で不動産を活用した解決策はなにかあるのでしょうか。

現在、新築の分譲住宅よりも中古の分譲住宅の方が、流通数が増えています。
資産価値として住宅をみた場合、新築よりも中古の方が資産性が高いと最近の方は認識し始めています。
地域にもよりますが、程度の良い中古住宅があれば間違いなく中古のマーケットの方が自身の財産や将来性としての価値があるといえます。
昔は郊外の一戸建ての新築だったり、駅から離れているけれども環境の良い新築マンションに住むという時代ではなくなってくると思います。

住む+資産価値として考えるなら、利便性の良い地域の中古がおすすめです。
中古は新築のデベロッパーと違ってマーケットがシビアなので、売れなければ値段が下がりますし、逆に一人でも買いたいという方がいれば成約します。
新築と違って広告を大々的に出して販売という訳ではないので、中古市場の中で揉まれた数字(価格)になってきます。そのような適正な価格の物件を選定して購入すれば、万が一転居する場合でも資産の目減りが少なく住み替えや買い替え等のステップに移りやすいと思います。

とはいえ、新築がいいという方もまだまだ多いのも事実です(笑)

新築へのあこがれみたいなものもありますよね(笑)

住宅に何を求めるかによって変わります。

能城氏 転居せずにずっと住むということであれば、新築でも良いと思います。
住宅を資産として活用したいと考えるのであれば、程度の良い中古で利便性の良い地域を狙った方が良いです。例えば、郊外の自然の多いところで子育てをしたいというような住居・住むツールとして住宅の割り切るのであれば新築で郊外に購入するのもありだと思います。

ただ、将来売却する場合に購入金額の半額以下なんてこともあるので、地方や郊外というのは売却が難しくなっていきます。

なるほど。目的によって新築・中古や地域などをしっかり考えて購入する必要がある訳ですね。

ありがとうございます。

次の質問となります。
御社ではリースバック事業にも大変力を入れてらっしゃるとお伺いしています。
リースバックとはどのようなサービスなのでしょうか。

インテリックスのリースバック「あんばい」

能城氏 老後2000万円不足問題が話題になりましたが、医療の発達により平均寿命が延びていることや増税等の影響もあり、老後の生活資金に不安を抱えている方が増えています。
そんな老後資金の不安を解消する代表的な手段として、シニア世代の方が自宅を活用したローン「リバースモーゲージ」がございます。
リバースモーゲージは、自宅を売却せずに資金を調達できるシニア向けのローンとして幅広く認知されています。

リースバックは、不動産業者としての老後資金の不安を解消する手段の一つとしてご提供させて頂いております。
リバースモーゲージでは、金融機関様が自宅を担保として融資するというシステムなので自宅の評価額やご本人の属性等が関係します。
その部分で融資対象から漏れてしまった隙間を埋められる一つの手法だと考えています。
リースバックは不動産の売買で成立しますので、不動産業者として物件が将来どれくらいの価格で流通するのかという観点で評価をいたします。
住宅の所有権は移ってしまうことはご了承頂かなければいけませんが、お客様のお手元に老後の資金を少しでも多く残す画期的な手段だと考えています。

今後の世の中の流れにフィットした商品なんですね。
老後の生活資金に不安を抱えているシニア世代の方にとって、ありがたい選択肢の一つですね。

本日は、貴重なお時間を頂きましてありがとうございました!