Robotシステム社がROBOTクラウドの事業者口座としてGMOあおぞらネット銀行口座を導入したきっかけは?

企業インタビュー

業界最安値水準の他行宛て振込手数料(2021年12月現在、GMOあおぞらネット銀行調べ)や銀行機能をパーツとして事業者に提供する「かんたん組込型金融サービス」で、顧客体験や利便性の向上に寄与しているGMOあおぞらネット銀行株式会社。 システム開発やメディア運用などを行い、不動産特定共同事業のシステム提供を行うRobotシステム株式会社。 金融・不動産業界と、分野は違うが法人のお客さまにサービスやシステムを提供する2社にお話を伺ってきました。

「ベンチャースピリット」を強みに

GMOあおぞらネット銀行が提供されているサービス

GMOあおぞらネット銀行株式会社
ビジネスソリューショングループ
組込型金融サービス事業部
組込型金融プロダクトチーム長
岩田 充弘氏

岩田氏:当社は、ベンチャー企業に近い存在です。まだ事業開始から4年目(2018年7月事業開始)ですが、テクノロジーを駆使し、お客さまのためになるサービスをスピード感をもって開発・提供するという「XaaS型の銀行」を目指しています。
そのためには、まだ世に無いものを創りだす「ベンチャースピリット」を大事にしています。なので、ベンチャー系やスタートアップの法人のお客さまの気持ちが分かることも、当社の強みだと思っています。

直近では、2021年10月1日からの全銀の銀行間手数料の引き下げに伴い、各行で他行宛て振込手数料の引き下げの動きがありました。その中でも当社はいち早く引き下げの姿勢を表明したほか、最終的には法人(145円/1件)・個人(75円/1件)共に、業界最安値となる他行宛て振込手数料を実現いたしました。
また、法人のお客さまには月額利用料をお支払いいただくことで、他行宛て振込手数料がさらにお安くなる「振込料金とくとく会員」というサービスを提供しています。月額500円のお支払いで、他行宛ての振込手数料が135円になります。月に50回以上、振込をされる法人のお客さまは、通常よりもお得にご利用いただけます。こういったサービスも法人のお客さまからご好評いただいております。

さらに、2021年12月から、スタートアップ企業のご支援のため、設立1年未満の法人のお客さまは、他行宛ての振込手数料が月20回まで無料とする特典を新設しております。

加えて、現在、強力に推進しているのが「かんたん組込型金融サービス」です。法人のお客さまのサービスに銀行機能を組み込んでいただくことで、その先にいるエンドユーザーさまに新しい体験や、利便性といった価値を提供するサービスです。
接続事業者数189社(2021年11月末時点)を誇る当社の銀行APIをはじめ、お客さま専用の支店名称や、カードデザイン、口座開設のシステム間連携などのサービス提供を行っています。今後は、お客さまのニーズに合わせてAPI公開数をさらに増やすほか、公開済みのAPIについても、さらに使い勝手を良くするためアップデートし、新たな組込型金融体験につながるビジネスアイデアの創出・開発・出品・流通までを「sunabar-GMOあおぞらネット銀行API実験場-」と「ichibar-組込型金融マーケットプレイス-」で行い、「かんたん組込型金融サービス」によって実現する利便性の高い世界観を訴求していければと考えています。

Robotシステム株式会社が提供されているシステム

Robotシステム株式会社
代表取締役 松本 英樹氏

松本氏:当社は、今年(2021年)に設立した会社で社歴は浅いです。しかし、提供システムは運用実績のあるものを開発して作っています。実際に運用をする際に隅々まで気を使ったシステムになっており、UX面では非常に優れていると自負しています。

現在は、「ROBOT クラウド」というサービス名で、不動産投資型クラウドファンディングシステムを提供し、パッケージ版とクラウド版の2種類をご用意しています。
クラウド版は今後提供を開始予定で、我々が最も注力しているサービスです。使い勝手が良いことはもちろんのこと、我々は金融のグループ会社なので、安心安全な信頼性の高いものを提供するという点は差別化していきたいと思っています。事業者さまにも取り入れてもらいやすく、エンドのお客さまにも使いやすいものを目指しています。

投資コスト削減の有効策とは?

Robotシステム社がROBOTクラウドの事業者口座としてGMOあおぞらネット銀行口座を導入したきっかけは?

松本氏:ROBOTクラウドは、不動産特定共同事業を活用した小口不動産投資を行うためのサービスです。投資をするにあたり、コストを削っていくということは非常に重要なことです。そこで、小口投資の中で少しでも良いものにするためには、振込手数料をなんとかできないかと考えました。GMOあおぞらネット銀行の場合、同社間での振込は手数料無料で、投資家の方はもちろんのこと、事業者さまにも非常にメリットがあったので導入させていただきました。

岩田氏:そうですね。例えば、少額投資をする際にその振込手数料が数百円かかると、手数料の方が高くなってしまい投資する意味がありません。そこで、冒頭でお話させていただいた振込手数料についても、個人・法人のお客さま共に、同社間は無料にしています。さらに他行宛て振込手数料においては、個人のお客さまは75円でご利用いただけます。投資家の方が投資される際に振込は必ず発生しますが、事業者さまの指定口座が当社(GMOあおぞらネット銀行)だった場合、当社口座から振込んでいただければ手数料は無料です。

松本氏:小さなことかもしれませんが、このように手数料無料などは、投資家にも事業者にもとてもよいサービスですね。事業者にGMOあおぞらネット銀行の口座をもっていただいていれば逆の配当についても同じですから、本当に無駄がないですね。ほかにもメリットだと感じたことがバーチャル口座ですね。

バーチャル口座とは?

岩田氏:バーチャル口座(サービス正式名称:振込入金口座)は、振込入金専用の仮想口座です。お客さまごとに仮想的に振込入金専用の口座番号を割り当てることで、入金データから注文やお客さまを特定することができ、同姓同名の方や家族名義での振込であっても仮想の口座番号から正しく入金管理を行うことが可能になります。

松本氏:バーチャル口座をRobotシステム社がシステム提供する企業さまにご利用いただき、入金確認業務の効率化を図っています。入金管理などにかかる負担の軽減はとても重要で、システムを運用するバックオフィスのサポートとなります。

岩田氏:入金管理はシステム自動化と親和性が極めて高く、さらに当社のバーチャル口座は無料でお使いいただけるという点でも、多くのお客さまにご好評いただいておりますので、バーチャル口座に関するAPIの開発も推進しています。

松本氏:不動産投資を小口化するため、1ファンドで数百もの入金確認を行わなければいけないため、これを自動化することにより業務工数の削減に大きく貢献します。なので、今回のGMOあおぞらネット銀行バーチャル口座の導入は、当社システムとの相性も非常に良いと感じており、さらにエンドのお客様にとっても事業者にとっても良いことだと感じております。

「組込型金融」で未来はどう変わる?

デジタル庁が創設され、国としてもDX・IT化を進める時代に。企業や一般消費者の生活がどのように変わってくる?

岩田氏:GMOあおぞらネット銀行が提供するサービスが目指す先は、エンドユーザーの体験向上です。そのため、当社はお客さまの目に直接触れない「黒子の銀行」の存在であって良いと思っています。

1994年、ビル・ゲイツ氏は「Banking is necessary, but banks are not. (バンクはなくなっても、バンキングはなくならない)」と言いました。将来、支店といった物理的な銀行(リアル店舗)はなくなるかもしれませんが、銀行の機能はなくならないだろうということですね。銀行は、何かを購入したり、行動を起こしたりするために使うものです。「組込型金融」が普及すれば、物理的な銀行(リアル店舗)は縮小していくと思います。

当社の「かんたん組込型金融サービス」を導入していただいている企業さまや、今回Robotシステム社さまで導入いただいたバーチャル口座の仕組みなどを皮切りに、業界がより良い方向へ変わっていくように、当社も引き続き努力していきたいと思っております。

いずれは近年、電子決済が進み最近現金に触っていないなという感覚と同じように、この先5年後、10年後には最近銀行に触れていないな、という時代がやってくる日も近いかもしれませんね。

松本氏:コロナ禍で投資が当たり前の時代になりつつあると感じております。そして、DX・IT化が後押しとなり、不動産投資のあり方が変わってきていると思います。1棟の不動産を個人で所有する時代から、不動産特定共同事業などを利用し、小口で短期的に出資をするということが多くなり、今後は当たり前になってきていると思います。

また、国土交通省が不動産特定共同事業を強化していることもありますので、不動産投資も拡大していくでしょう。今後、我々のようなサービスも増えていくことは当然考えられますので、やはりその中で利便性、UX、コストを非常に考えていかなければいけないと思っています。

将来的には、「ROBOTクラウド」をアプリで提供できればと考えており、スマートフォンに入っているGMOあおぞらネット銀行の口座と「ROBOTクラウド」とを連動させることで、その中で申し込み・振込をして、配当をもらうという動きが完結する時代がもう目の前にまで来ていると思っています。これを実現させるために、Robotシステム社とGMOあおぞらネット銀行で組込型金融サービスによって広がっていく未来の金融・不動産の在り方などを議論しながら、両社共に利用者の方々により良いサービス提供ができ、多くの人のチャンスをサポートできる存在になれれば良いと考えています。

※本文記載のGMOあおぞらネット銀行の手数料はすべて税込み


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