【連載:内藤忍の超実践投資相談⑨】なぜ、年齢とともにインカムゲインを重視すべきなのか?

投資

資産運用の目的には「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」「タックスメリット」の3つがあると思います。果たして、どれを重視すべきでしょうか。

タックスメリットは年齢による重要度は変わりませんが、キャピタルゲイン(値上り益)とインカムゲイン(定期的な収入による利益)に関しては、20代、30代のうちはキャピタルゲイン重視、40代から50代を超えてくるとインカムゲインに軸足を移すべきだと思います。

キャピタルゲイン

キャピタルゲインは、短期的に高いリターンが期待できる反面、下落のリスクも大きくなります。
一方、インカムゲインはキャピタルゲインのような爆発力はありませんが、卵を産むニワトリのように、定期的に安定した収入をもたらしてくれます。

年齢を重ねシニアになればなるほど、将来の収入に対する不安は高くなるばかりです。現金を1億円持っていても使ってしまえば、残高は減ってしまいますし、不安がある人はいくら現金を持っていても怖くて使うことができません。

現状、日本で資産を多く持っているのは高齢者ですが、彼らも病気や介護といったリスク、使うと減るだけのお金をなかなか消費に回すことをしません。
ここからもキャッシュがあっても安心はしないという国民性が透けて見えます。

また、株式のような金融資産で運用していると、資産が短期間で急激に減ってしまう不安もあります。かつてのブラックマンデーやリーマンショックのような市場の急変動があれば、資産は大きく減少してしまいます。最近では、昨年のコロナショックの際に株式市場が乱高下しました。

インカムゲイン

一方、債券や不動産から得たインカムゲイン(金利収入や家賃)は、入ってきたお金を使ってしまっても元の資産が無くなる訳ではありません。
コップに入った水を全部飲んでしまうのではなく、コップから溢れた分だけ飲んで、また水が湧いてくるのを待っている。そんなイメージです。

インカムゲインは債券や不動産から得られますが、先進国の債券金利は低く、充分なインカムゲインは得られません。

安定的にインカムゲインを確保する手段として期待できるのが、不動産投資です。空室リスク、家賃下落リスク、災害リスクなど債券投資とは異なるリスクが存在しますが、都心の中古ワンルームであれば、日本国債の数十倍のインカムゲインが得られます。

私自身も50代になってから、インカム資産である不動産への資産シフトを積極的に行っています。いまや金融資産は、インデックスファンドの積立と、将来現受できるFXの外貨の買いポジションくらいになってしまいました。

不動産投資はテナントさえ確保できれば、毎月家賃(=インカムゲイン)が入ってくるので、精神的にも余裕が生まれます。

まとめ

若いうちは給与などの稼ぎがあり、株式で大きな損失を被っても取り返すことができます。しかし、50歳を超えると、リタイアを控え、大きなリスクを取ることは難しくなります。年齢と共に安定的に入るインカムゲインを考慮したポートフォリオを重視すべきでしょう。

会員登録で電子書籍「なぜ、不動産投資の成功者は一棟物件を選ぶのか」をプレゼント中!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: onebuilding.png

このエントリーをはてなブックマークに追加

×

なぜ、不動産投資の成功者は一棟物件を選ぶのか【会員登録で電子書籍プレゼント!】