DeFiとはブロックチェーン技術を用いた金融アプリ!投資の注意点は?

暗号資産

DeFiとはブロックチェーン技術を用いて分散型金融を実現するアプリのことです。
DeFiを用いると従来のブロックチェーンの応用のように単に価値を移動するだけでなく、仮想通貨などの資産の移動が可能になり、利益を上げることも可能になります。投資する方法や注意点について見ていきましょう。

DeFiとは分散型金融アプリのこと

DeFi(ディーファイ)とはDecentralized Financeの略称で、ブロックチェーン上で構築できる分散型金融アプリのことです。ブロックチェーン技術を高度に発展させ、金融資産を自律的に管理することができるという特徴があります。

例えば、仮想通貨は中央集権システムで管理されているため、入出金の際に高めの手数料がかかるなどの問題点が少なくありません。また、経由点があることで、時間もある程度かかります。一方、DeFiはどこか別の場所を経由して移動するわけではないので、手数料を低く抑えることができ、時間もかかりにくいでしょう。

DeFiは次の4つのカテゴリーに分類できます。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

  1. 分散型取引所
  2. レンディング
  3. 予測市場
  4. その他

分散型取引所

通常、仮想通貨に投資するためには、仮想通貨の中央取引所的な役割を果たす仮想通貨取引所で口座を開設することが一般的です。しかし、仮想通貨取引所は手数料が高めで、しかも取引所を利用する際に時間がかかるため、タイムラグのない取引がしづらいというデメリットがあります。

DeFiの分散型取引所とは、仮想通貨を取引所を通さずに取引できるシステムです。仮想通貨を保有するユーザー同士が直接取引できるので、手数料を抑えて素早く対応できます。

レンディング

資金の貸付は銀行などの金融機関が行うのが一般的です。融資を受けた人や企業は金融機関に利子を払い、金融機関の利益の一部となります。

DeFiのレンディングシステムでは、金融機関を介在せずに貸付を行うことが可能です。ユーザー単位で仮想通貨を貸し付ける行為、借りる行為ができ、利息による収入を得ることもできます。

予測市場

将来の出来事を予測してお金を賭けるDeFiが予測市場です。例えば市長選の結果やサッカーの国際試合の勝敗など、さまざまなイベントや不確実な将来が賭けの対象となっています。

分散型取引所やレンディングと比べると、予測市場はギャンブル性が高いと考えられるため、まだ種類は多くはありません。しかし、従来よりも手数料がかかりにくく還元率を高めやすいため、今後成長すると見ることができるでしょう。

その他

DeFiは相互連携が簡単なため、新しいサービスを開発しやすい仕組みです。
例えばDeFiのひとつ、Instadappは複数のDeFiアプリをまとめて1つのアプリで利用できる機能を搭載しており、その時々に利便性が高いDeFiアプリを選択できます。

他には、ZapperやDeFi Saverなども複数のDeFiアプリをまとめる機能があります。

なお、DeFiの連携性の高さをおもちゃのレゴに例えて「マネー・レゴ」と呼ぶことも少なくありません。

DeFiを活用した投資とは?

DeFiは投資にも活用できます。さまざまな方法がありますが、その中でも代表的な2つの方法について見ていきましょう。

  1. Poolを利用する
  2. DeFi銘柄に投資する

Poolを利用する

DeFiのひとつ、Poolは投資に活用しやすいアプリです。以下の手順でPoolを使った投資を進めていきます。

  1. 仮想通貨取引所でイーサリアムなどの仮想通貨を購入する
  2. 購入した仮想通貨を各通貨のウォレットに送金する
  3. ウォレットとDeFiの分散型取引所を連携する
  4. 分散型取引所で購入した仮想通貨を貸し付ける

DeFi銘柄に投資をする

PoolなどのDeFiを使って投資することもできますが、DeFi関連銘柄に投資することで利益を得ることも可能です。例えばDeFiで取引されている仮想通貨の中には、わずか数ヶ月で1,000%を超える価格上昇が見られたものもあります。DeFiが台頭することで、仮想通貨市場はさらに活発化すると予測されるので、ぜひDeFi関連の銘柄、仮想通貨にも注目しましょう。

リスクも多いので慎重に投資しよう

DeFiは注目度が高く、DeFi関連の仮想通貨の中には短期間で数十倍に価格上昇したものもあります。これからさらに市場は拡大していくと見られているので、DeFi関連あるいはDeFiを活用した投資に注目することは必然的なことといえるでしょう。

しかし、DeFiのシステムには脆弱性が危惧されている部分もあり、外部からの攻撃で莫大な資金が流出した例も少なくありません。実際に数千万ドル単位での流出も起こっており、リアルな金融機関の預金口座ほどには安全性は確保されていないと見ることができるでしょう。

また、DeFiへの注目が高まっているとはいえ、世界的に見るとまだ取引量が少なく、流動性リスクもあります。多方面のリスクに注意し、慎重にDeFi関連銘柄やDeFiを活用した投資をするようにしましょう。

まとめ

DeFiは中央取引所を使わずに仮想通貨の取引を行えるアプリです。また、仮想通貨の売買だけでなく貸付や予想市場など、さまざまな方面で利用されています。

DeFiを活用して資産運用することも可能です。しかし、DeFiのシステムには脆弱な部分もあるので、悪意を持った外部からの攻撃に弱く、最悪のケースでは資金流出に至ることもあります。DeFi関連銘柄やDeFiを使った投資を行うときは、慎重さが必要です。最低限でも取引量の多い市場を選び、流動性リスクを回避するようにしましょう。


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