メタバースとはオンライン上の仮想空間のこと!注目の理由と経済効果を紹介

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メタバースとはオンライン上に形成されている3D仮想空間のことです。Facebook社がメタバースを意識して社名を変更するなど、社会的インパクトのある言葉として認識されています。なぜ注目を浴びているのか、また、どのような経済効果が想定されるのか見ていきましょう。

メタバースとは3D仮想空間のこと

メタバース(metaverse)とは、オンライン上の仮想空間のことです。CGを駆使して立体的に表現されるので3DCG仮想空間と呼ばれることもあります。

ユーザーはアバターを作ってメタバース内に入り込むことが可能です。メタバース内で出会った人(アバター)とコミュニケーションを楽しんだり、メタバース内に用意されているコンテンツで遊んだりすることができます。

Facebook社がメタバースに多額の投資を実施

SNSとして世界的な知名度を誇るFacebook社も、メタバースに注目し、メタバース開発に多額の資金を投入することを公言しています。また、社名も「Meta」に変更すると発表するなど、メタバースに並々ならぬ関心を持っていることがうかがえるでしょう。

なお、すでにFacebook社では、2021年8月から独自のメタバース「Horizon Workrooms」を展開しています。Facebook社は仮想通貨やNFTの分野にも長く関わっていることから、メタバースとの連携が期待されるでしょう。

ゲーム界にもメタバース

オンライン上の仮想空間を用いたゲームは、2000年代の前半から登場しています。「敵を倒す」「特定の地点に到達する」「速さを競う」といった目的が設定されている従来のゲームとは異なり、単に空間で時間を過ごすスタイルであることが特徴といえるでしょう。

例えば任天堂が2020年に発売した「あつまれ どうぶつの森」は、生活を楽しむゲームです。キャッチコピーは「何にもないから、なんでもできる」で、DIYをしたり、ショッピングを楽しんだりといった日常生活を体験できます。

新型コロナウイルス感染症の流行時期と重なって人々とのコミュニケーションが希薄になったこともあり、「あつまれ どうぶつの森」を通して交流を深める人が増えました。

テレワークへの活用

メタバースはテレワークにも活用されています。テレワークが普及したことで、Zoomなどの顔を見て会議をするアプリの利用も増えましたが、仮想空間内の会議室にアバターとして集まり、話し合うケースも増えました。

メタバースを用いることで、会議に参加している臨場感が得られるだけでなく、より一人ひとりの参加者に注意が向くようになります。働く場所はそれぞれ異なっても、定期的にメタバース内で集まることで、共同作業をしているという意識を高められるかもしれません。

メタバースにNFTの技術が導入

例えば「あつまれ どうぶつの森」では空間内で商品が販売され、疑似的にショッピングも楽しめます。しかし、メタバース内の商品がコピーされ、知的財産権が守られないという可能性がありました。

メタバースにNFTの技術が導入されることで、メタバース内で保有している財産が守られ、所有権が維持できるようになります。また、メタバース内でNFTの売買が実施されることもあり、新たな消費活動の場としての存在価値も生まれたと見ることができるでしょう。

メタバースにより期待される経済効果

メタバースの誕生により、さまざまな消費活動が生まれ、経済効果も期待されます。予想される3つの流れについて見ていきましょう。

  • メタバースに拡張するゲームの増加
  • メタバース参入企業の増加
  • 関連銘柄への投資額増

メタバースに拡張するゲームの増加

「あつまれ どうぶつの森」以外にも、メタバースを利用したゲームは多数あります。例えば世界的にもユーザーが多いEpic Games社の「フォートナイト(fortnite)」は、元々はバトルロワイアル的なゲームでしたが、空間がゲーム以外にも使われることも少なくありません。

例えば2020年には歌手のTravis Scott氏がフォートナイト内でコンサートを開催し、リアルタイムに接続したユーザーは1,230万人ともいわれています。ゲームではあるもののゲーム以外にも活用できるメタバースは、今後も増えていくと考えられるでしょう。

メタバース参入企業の増加

メタバースを活用する企業も増加しています。例えばアニメにメタバースを組み合わせ、参加要素を増やしたものや、人工衛星で撮影したリアルな画像をメタバース内に再現したものなど、さまざまなアイデアがメタバースを通じて具体化されてきました。

また、不動産業界もメタバースに注目しています。メタバースの空間を使って物件を内覧できるアプリなどの開発も進められているので、近い将来、自宅に居ながらにしてよりリアルな不動産情報を取得できるかもしれません。

そして、メタバースでは土地や不動産を購入する不動産投資なども行われており、カナダの投資会社Tokens.comは2021年11月23日に243万ドル(約2億8000万円)相当のデジタル不動産を購入したと発表がありました。今後もより一層メタバース技術を利用する企業は増加すると考えられるでしょう。

関連銘柄への投資額増

企業によるメタバースへの注目が高まる中、投資家もメタバースに注目するようになってきました。メタバースを利用してNFTゲームを提供している企業や、メタバースを開発する企業なども、投資対象として人気を集めています。

ただし、NFTやブロックチェーン関連の取引は、海外の仮想通貨取引所で行われていることが多いです。海外の取引所は日本の金融庁の管轄にはないため、各取引所のルールを把握して、無理のない範囲で投資を行いましょう。

まとめ

メタバースという言葉には馴染みがなくても、多くの方はすでにメタバースを利用しています。今後も私たちの生活の一部として存在感を増していくと考えられるでしょう。

また、関連銘柄に注目することで投資の機会をつかめることもあります。ただし、多くの銘柄が海外の取引所で取引されるので、利用前にルールや税金などについて調べておくようにしましょう。


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