【初心者必見!】ソーシャルレンディングのファンドの選び方と注意点

投資

街中につながる人のネットワーク

最近は、フィンテックとかシェアリングエコノミーとか新しい言葉がいろいろ出てきて混乱します。

たしかに…時代の流れについていくのも大変ですよね。
カーシェアリングや民泊などシェアビジネスが注目されています。
金融分野もシェアリングエコノミーの流れが押し寄せているんですよ。

金融分野にも?何をシェアするんですか?

銀行預金などに眠っているお金をシェアするという考え方があるんです。
その代表的なサービスに「ソーシャルレンディング」があります。
今回は、ソーシャルレンディングの選び方についてご説明します。

ソーシャルレンディングとは

グラフの資料を見せるスーツの男性

「ソーシャルレンディング」とはインターネット上でお金を借りたい人(起案者)とお金を貸したい人(投資家)を結びつけるサービスです。

お金を借りる際は、金融機関から融資を受けるのが一般的です。
しかし、最近ではパソコンやスマートフォンの普及に伴い、インターネットを活用した金融サービスが普及してきました。

ソーシャルレンディングの選び方

積まれたコインと為替相場とグラフ

いざ、ソーシャルレンディングを利用してみたいと思っても、非常に多くのサービスがあり、何を基準に選んだら良いかわからないことも多いと思います。

ソーシャルレンディングの代表的な選択基準しては、次のような項目があります。

利回り

ソーシャルレンディングは、直接、起案企業(借主)に融資をするのではありません。
多数の投資家(貸主)が、クラウドファンディング事業者が運営するプラットフォームを介して出資を行い、集まった出資金をもとにクラウドファンディング事業者が起案企業に融資します。

融資した金利からクラウドファンディング事業者の手数料等の経費を引いたものが、投資家が受け取る利回り(金利)です。

ソーシャルレンディングは、一般の定期預金、投資信託などに比べて利回りが高いものが多いことが特徴です。
なかには10%を超えるものもあります。
利回りが高いことに越したことはありませんが、利回りが高いということはそれなりのリスクがあるはずです。
単に利回りのみで選ぶのではなく、以下に挙げる項目を合わせて検討しましょう。

運用期間

運用期間についてはファンドごとに定められており、3か月から1年のように比較的短い期間のものが多いです。なかには、2年、3年と比較的長い期間のものもあります。

注意しなければならないのは、一度投資すると原則として投資期間中は解約できません。

そのため、特に運用期間の長いものに投資するときには事業内容、担保の有無などについてシビアに調査する必要があります。

担保や保証の有無

ファンドによっては、担保や保証が設定されている場合があります。
少々利回りは低くなりますが、担保や保証がついている融資のほうが安心であることは間違いありません。

融資先の事業形態

融資先(起案企業)の事業形態や融資金がどのように使われるかという点も、重視したいポイントです。

融資先が不動産運用などでしたら、事業の内容は比較的わかりやすいです。
しかし、中には融資先事業の運転資金に使われるものもあるため、なぜ、銀行で資金を調達せずに、ソーシャルレンディングで比較的高金利で資金調達しなければならないのか、という点を吟味すべきです。

貸金業法には「借り手を公表してはならない」という規定があります。
しかし、2019年3月18日に金融庁からソーシャルレンディングに関しては「一定の場合において借り手の匿名化及び複数化を要しない」という見解がなされました。

そのため、最近では、借り手の承諾を得て融資先を公表しているところも増えています。
また、融資先が明らかでないからといって、直ちに怪しい案件というわけではありません。
しかし、投資家にとって、実質的な融資先がわからずに投資をすることになるのでしっかりと考えて投資する必要があります。

返済方法(分配金の支払い方法)

ソーシャルレンディングの分配金の支払方法としては、「元本一括返済」と「元利均等返済」があります。

「元本一括返済」とは、運用期間中は利息に相当する分配金が支払われ、運用期間終了時に元本が償還される仕組みです。
一方、「元利均等返済」とは、元本と金利に相当する分配金が運用期間中に毎月均等に支払われる方式です。

各社のサービスをみると元本一括返済が多く、元利均等返済も少数ですが存在します。
元利均等返済のほうが利用者にとってはリスクが低くなる分、利回りは少し低くなる傾向にあるようです。

ソーシャルレンディングを始めるときの注意点

複数人で会議をする様子

ソーシャルレンディングは、他の金融商品よりも比較的利回りが高く、魅力的です。
だからといって、自分の投資資金の多くを十分な検討もせずにつぎ込むのはおすすめできません。

以下の点について注意しつつ、慎重な投資行動が求められます。

分散投資を心がける

分散投資は投資の王道です。投資対象、投資額、また時間を置いて投資するなど、リスクを分散させて投資をすることが重要です。
特にソーシャルレンディングは、融資先の会社の信用性がどの程度のものか判断がつきにくい場合が多くあります。
利回りが高くても、デフォルト(返済不能)が起これば赤字になってしまいます。
幸い、ソーシャルレンディングは1万円から投資できるファンドがほとんどですので、分散投資がしやすくなっています。

お金の流れが見える投資を行う

投資において重要なのは、「なぜ儲かるのか」ということです。
お金の流れがはっきりしないものには投資すべきではありません。

特にソーシャルレンディングでは、実質的な融資先がはっきりとわからないものも多いため、お金の流れがつかみにくくなっています。

運用規模を考慮する

クラウドファンディング事業者の運用規模や運営会社、会員数、案件数、過去の実績なども、検討材料の一つになります。

上場企業が運営するものや、ソーシャルレンディングが出始めたころからサービスを提供している事業者により運営されているものは、運用規模や会員数の面でも安心できます。

新しいクラウドファンディング事業者が運営するソーシャルレンディングに投資する場合には、会社概要、創業者や役員のプロフィールなどについて確認できる資料があるか、チェックしておきましょう。

税金を考慮する

ソーシャルレンディングによる投資は、所得税の分類としては「雑所得」となります。
20万円以上の雑所得がある人および他に所得があり確定申告の必要がある人は、ソーシャルレンディングの配当に対して総合課税(累進課税)の所得税がかかってきます。
該当する人は利回りから所得税を考慮して考えましょう。

今後注目のソーシャルレンディングサービス

青空の下に立ち並ぶたくさんのビル

それでは、今後注目のソーシャルレンディングサービスについてご紹介します。各社特色のあるサービスを提供していますので、比較検討の参考にしてみてください。

クラウドバンク

日本クラウド証券株式会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。累計応募金額が1,000億円を突破し、現在急上昇中のサービスです。

米国ドル建ての案件が多く、米国企業、米国不動産を投資対象とするなど、ほかのソーシャルレンディングサービスとは一線を画した特色のあるファンドが多くなっています。

Funds

ファンズ株式会社が運営するソーシャルレンディングサービスで、数々のベンチャーキャピタルファンドが注目している会社の一つです。

融資先が有名企業であることが特徴で、東証一部企業が融資先の場合もあります。また、資金使途も明示されており、ファンドの内容が大変わかりやすいです。

SAMURAI FUND

SAMURAI証券株式会社(東証JASDAQグロースに上場するNexus Bank株式会社のグループ会社)が運営するソーシャルレンディングサービスです。

2,000万円から1億円規模のファンドを定期的に募集しており、高い利回りを確保しています。保証付きの案件も多く、ソーシャルレンディング初心者にとっては始めやすいファンドが多いです。

クラウドクレジット

株式会社クラウドクレジットが運営するソーシャルレンディングサービスです。伊藤忠商事、第一生命、三菱UFJキャピタル、SBIインベストメントなどの企業が出資者に名を連ねています。

運用期間が1年以上と比較的長い案件が多く、通貨もモンゴル、ロシア、メキシコなど国際色豊かなものになっているのが特徴です。そのため、利回りもほかのサービスよりも高いものが多くなっています。

CAMPFIRE Owners

株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL(購入型クラウドファンディングを運営する株式会社CAMPFIREのグループ会社)が運営するソーシャルレンディングサービスです。

案件内容についてもCAMPFIREの特徴が表れており、「事業を応援したい」という目的で投資するような案件が多くあります。

保証付きの案件も多数提供しており、投資初心者にも安心のサービス内容となっています。

CRE Funding

東証一部上場企業の株式会社CREが運営する、物流不動産に特化したソーシャルレンディングサービスです。

CRE子会社のストラテジックパートナーズが運用する不動産ファンドに融資する案件が多くなっており、資金需要先もしっかりしています。

まとめ

ソーシャルレンディングサービスは、運営会社によって取扱う案件に特色があります。
利回りや運用期間を重視するのも考え方のひとつですが、融資先の事業に興味が持てるか、という視点も忘れてはなりません。

自分の興味のある事業ならば、愛着がわき、事業内容にも詳しくなるために、投資資金の運用についても深く理解することができます。

これを機会に、各社のWebサイトを比較のうえで、ソーシャルレンディングを始めてみてはいかがでしょうか。


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