おひとりさまのライフプラン【人生100年時代―老後のくらし計画】
ローン

こんにちは。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者Ⓡ)の中村諭です。
前回は具体的なリバースモーゲージの活用事例についてご説明いたしました。
はい!こちらの記事ですね。
60歳以降の住宅ローン借り換えの成功事例【人生100年時代―老後のくらし計画】
住宅ローンからリバースモーゲージへの借り換えで、月間と年間の支出額を減らすことができました。
ケースによっては、負担が楽になることが分かっていただけたと思います。
ただし、さまざまなケースがあるのでしっかり試算する必要があります。
もしご不安な方は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみるのも良いかもしれません。
はい!自分のライフプランに合わせた見直しって大切なんですね。
私もFPの方に相談してみようかしら。
今回は、おひとりさま(単独世帯)でのリバースモーゲージ活用事例をご紹介いたします。
その前に、ちょっとだけおひとりさまのライフプランについて話しますね。
この記事の目次
増加している単独世帯
日本の約4割の「おひとりさま」が住む都道府県
みなさんのご自宅に、忘れたころに送られてくる「国勢調査」。
これは、総務省統計局が5年ごとに10月1日現在の世帯情報を調べるために実施しているんです。
今回は、この国勢調査の統計から単独世帯の推移を調べてみましょう。
家族類型別一般世帯数

単独世帯(一人暮らし)の数をみると、なんと10年間で27.4%も増えています。(平成17年と平成27年の対比)
次に、単独世帯の割合を「都道府県別」に見てみましょう。
都道府県別単独世帯数

- 東京都では17.18%
- 関東の1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)では34.31%
- 人口の上位4都県(東京・神奈川・大阪・愛知)では38.37%
となっています。
つまり、人口の上位4都県に日本の単独世帯の約4割が住んでいることになります。
単独世帯は年々増加傾向にあり、今後ますます都市に集中していくことが予測されます。
おひとりさまのライフプラン
単独世帯(おひとりさま)が自身のライフプランを考えたときに、「将来安心して生活するために、賃貸ではなく家を買う」と決意する場面があります。
それは40歳を少し過ぎたころ。