住宅ローンからの借り換えだけじゃない!リバースモーゲージ活用事例【人生100年時代―老後のくらし計画】

ローン

過去の記事ではリバースモーゲージへのさまざまな借り換え成功事例をご紹介してもらいました。

1.住宅ローンの返済(借り換え)
2.住宅ローンからの例①(60歳以降の借り換え事例)
3.住宅ローンからの例②(おひとりさまのライフプラン)

借り換え前と比べると、皆さん支出の面で楽になってますね。

今までは住宅ローンからの借り換えをメインにお伝えしてきましたが、今回はちょっと違うパターンのご紹介です。

住宅ローンの借り換え以外の活用法ですか??

リバースモーゲージといえば「住宅ローンからの借り換え」というイメージを持っている方は多いかもしれませんね。
今日はそんなリバースモーゲージの「こんな使い方もできるのか!」という例をご紹介していきます。

キャッシングからの借り換え

定年退職後、現役時代と大きく変わるのは「年収」です。
入ってくるお金は大きく下がるもの。
でも、気を付けないと出ていくお金は変わりません。

意識して支出をコントロールしないと手許資金が底をついてしまいます
そのようなときにお金を借りられるのは助かりますが、借金に金利は付きものです。

住宅ローンの金利は低いのですが、それ以外の金利は結構高いですよね。
簡単に借りられる借金のひとつが、銀行のキャッシュカードについている「キャッシング」です。

今回は、老後に重なってしまった「キャッシング」の返済にリバースモーゲージが役に立つというお話です。

「キャッシングの返済」向けリバースモーゲージ活用事例

さて、今回のご相談内容はこちらです。

ご相談者は埼玉県在住の78歳男性です。
お困りの内容は次の2点。

  • 膨らんでしまった借金を何とかしたい
  • 息子はいるけれど、遠方なので迷惑かけたくない

借金の内容は下の表をご覧ください。

毎月の返済額が多くて、資金繰りが大変な様子です。
お話を伺ったところ、一戸建てにお住まいで上記の他に借金はないとのこと。

そこで、リバースモーゲージへの借り換えを検討してみました。

今回のケースのように、カードローン等からの借り換えにもリバースモーゲージは対応可能です。

ただし、リバースモーゲージの中でも金融機関によってそれぞれ資金使途(使用目的)の範囲が異なりますので事前に確認が必要です。
一例ですが、金融機関ではリバースモーゲージの利用可能条件として、下記のように使用目的を定めています。

金融機関毎に異なる使用利的の例

  • 例1:「事業目的」と「投資目的」以外であれば自由
  • 例2:「事業性資金」を除き、原則自由
  • 例3:次のいずれかに該当する場合に可能
    (1)ご本人が居住する住宅の建設資金または購入資金
    (2)住宅のリフォーム資金
    (3)住宅ローンの借換資金
    (4)サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金
    (5)子世帯などが居住する住宅の取得資金を借り入れるための資金

借り換え後の状況

今回のご相談は、毎月の支出額が多いことに加えて、高い金利も負担になっていました。
リバースモーゲージに借り換えることで、毎月の支出を10分の1以下に抑えることに成功しました。

※リバースモーゲージの融資額は、登記費用、事務手数料を加算
※借り換え後の金利は、本記事用の仮定金利

使用目的の具体例

具体的な使用目的別にリバースモーゲージの活用例をご紹介していきたいと思います。
「こんな使い方もあったのか!」と思う例があるかもしれません。

①住宅購入

「リバースモーゲージ」は既に所有している住宅だけでなく、これから購入する住宅を担保にすることができます。

例えば、子供たちが独り立ちしたので家族で住んでいた家を売却して、夫婦で暮らせる利便性の良いマンションに住み替えるなどのケースが考えられます。
前住居の売却資金を住み替え時に全額使わずに手元に残しておくことも可能です。

②建て替え

使用目的として、建物の建て替え資金に利用することも可能です。

①と同様に夫婦向けの広さに住み替えるタイミングで、住み慣れた土地(所有)で家を建て替えるケースが考えられます。
通常、建て替える時は土地と新しい家を担保にした住宅ローンを組み、〇〇年払いで借入金を返済していきます。
しかし、「リバースモーゲージ」なら住宅ローンとは異なり月々の支払いが利息だけになるなど支出額を抑えられます。

③リフォーム

リフォームというと「現金」「リフォームローン」を検討する方が多いと思いますが、「リバースモーゲージ」も利用可能です。

高額なリフォームなどはリバースモーゲージを利用することで毎月の支出を抑えられます。
また、所有している空き家をリフォームして賃貸物件として第三者へ貸し出すことも可能です。
使用目的はあくまでも「リフォーム」なので「投資目的」には該当しません。

④高齢者住宅や介護施設の入居一時金

サ高住や有料老人ホームなど、入居時にまとまった資金が必要な場合でも利用可能です。

⑤生活費の補填

もちろん、老後の生活費の補填にも利用可能です。

しかし、リバースモーゲージには利用可能額に上限があります。
上限まで使い切ってしまった後の生活のことまで考えて利用する必要があります。

⑥予備資金

突然の病気やケガなど、万が一の時にかかる現金出費に備えておくことも可能です。

事前に申し込んでおけば、いざ必要になった時に必要な額だけ使うことも可能です。

⑦複数のローンを一本化

現在抱えているローンが「事業用の融資」ではなく「個人のローン」であれば、残債をリバースモーゲージに一本化することが可能です。

②と同様に月々の支払いを利息だけになるので、支出を抑えることで毎月の資金繰りが楽になります。

このように住宅ローンからの借り換え以外にも、さまざまなシーンでリバースモーゲージを活用することができます。
毎月の支出額や資金計画でお悩みの方は、リバースモーゲージの使用も候補に入れてみてはいかがでしょうか?

おかねの窓口では、リバースモーゲージについてのご相談も承っております。
ご相談をご希望の方は、下記ご相談申込フォームよりご連絡くださいませ。